FC東京・DF木村誠二 若手主体で臨むG大阪戦へ「上に食い込んでいけるように」
FC東京のDF木村誠二(21)が4日、翌日のルヴァン杯G大阪戦(パナスタ)へ向け取材対応。3月8日の同杯C大阪戦以来となる先発出場へ「いつもどおり、身体の強さとスピードでは負けずに、少し攻撃のビルドアップのつくりでうまく関われたらいいなと思っています」と意気込みを語った。
身長1メートル86、80キロの恵まれた体格を持つ木村は、スピードと高さを併せ持ったセンターバック。FC東京の下部組織出身で、18年に2種登録され、U―23チームでJ3デビュー。20年にトップ昇格を果たし、同年9月の横浜FC戦で先発でJ1デビューを果たした。21年7月に京都へ期限付きし、その後もJ2相模原、J2山形で武者修行を続け、22年7月にFC東京に復帰した。
日本代表にもU―16世代から各世代で招集されており、FC東京のDF陣の将来を背負って立つと言われる逸材。ここまでリーグ戦ではなかなか試合に絡めず「悔しいです」と吐露したが、森重、木本、エンリケ・トレヴィザンの主軸センターバックに対しても「能力的に負けていないとずっと思っている」と負けん気の強さをのぞかせる。若手主体で臨むG大阪戦へ「今は本当に、ただ明日の試合で結果を出して、チャンスをもらったときに結果を出して上に食い込んでいけるようにしたい」と闘志を燃やしていた。