G大阪GK谷晃生、湘南戦の痛恨ミスを振り返る「自分のプレーで失ったものを取り返す」
G大阪の日本代表GK谷晃生が2日、痛恨のミスから失点した湘南戦(1日・レモンS)から一夜明け、大阪府吹田市内で取材に応じた。「GKをやっている以上、ミスとはずっと向き合っていかなければいけない。宿命というか。起こってしまったことは取り返すことが出来ない。後は自分のプレーで、失ったものを取り返していく。結果はもう返ってこないですけど、これから自分がどれだけチームに貢献出来るかにフォーカスしていきます」と話した。
湘南戦では0―0の前半21分、DFラインの裏に出たボールに飛び出したがクリアできず、わずかに触ったボール自陣ゴール方向へ。これを湘南FW町野に拾われて押し込まれた。クリアではなく、味方につなぐことも考えてボールを後方に流したが、そこでミスが生じた。「シンプルに蹴るべきだった。反省すべき点、改善点はたくさんありますが、考えすぎるのはよくない。忘れることも大事。引きずっても仕方ない。応援してくれている人たちの為に、もっとチームで、みんなでやるしかない」と振り返った。
湘南戦ではミスの後、スタンドのG大阪サポーターから何度も「谷晃生コール」が鳴り響いた。「本当にありがたいです。自分も折れててはいけないな、と」。サポーターの後押しに感謝し、今後のプレーでチームに貢献していくことを誓っていた。