◇明治安田生命J1第6節　G大阪1－4湘南（2023年4月1日　レモンS）

G大阪は今季2度目の4失点を喫し、00年と18年に並ぶクラブワースト開幕6試合勝ちなしとなった。湘南との敵地戦で、前半だけで日本代表FW町野修斗に4発を叩き込まれる屈辱。チュニジア代表FWジェバリに移籍後初得点が生まれたのが唯一の救いだった。

開始から左サイドを中心にリズムを作ったが、それを台無しにしてしまったのが3月4日・神戸戦以来の公式戦出場となった日本代表GK谷晃生だった。前半21分、相手のロングフィードに飛び出したがタイミングが合わずクリアミス。ボールは無情にもがら空きの自陣ゴール方向に飛んでしまい、町野にプレゼントゴールを与えた。さらに前半40分には相手FKに飛び出したがボールにしっかり触れず、ゴールを空けてしまった。昨季まで3年間、湘南で武者修行。古巣戦で成長した跡を見せたかったが、気負いなのか試合勘不足なのか“らしくない”プレーの連続だった。

チームは開幕から6試合15失点。攻撃の形はできつつあるが、失点の多さを修正しなければいけない。

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