【J1注目プレビュー|第6節:湘南vsG大阪】良く知った相手の対決、低調な両者のカギは攻撃陣の奮起
【明治安田生命J1リーグ第6節】
2023年4月1日(土)
15:00キックオフ
湘南ベルマーレ(12位/5pt) vs ガンバ大阪(16位/3pt)
[レモンガススタジアム平塚]
◆今度こそ勝利を、攻撃陣の奮起に期待【湘南ベルマーレ】
開幕戦でサガン鳥栖相手に5ゴールを奪う快勝劇を見せた湘南。しかし、第2節以降勝利に恵まれず、直近は連敗と勢いは無くなってしまった。
特に中断前のアビスパ福岡戦は大きく失望する展開に。リードしていながらも、後半アディショナルタイムに2失点での逆転負け。手応えがあった一方で、勝負弱さを露呈してしまった。
勝利にはゴールが必要な中、期待が懸かるのは2人。1人は日本代表帰りのFW町野修斗だろう。コロンビア代表戦を戦った町野は、相手の強度を感じながらも先制ゴールに貢献。リーグ戦では5試合で1特典と寂しい状況だけに、ここからの奮起に期待したい。
もう1人は小野瀬康介だろう。古巣対決となる中で、結果で存在感を示すことができるか。湘南の攻撃を司る2人のプレーに注目が集まる。
★予想スタメン[3-3-2-2]
GK:ソン・ボムグン
DF:舘幸希、大岩一貴、杉岡大暉
MF:石原広教、永木亮太、中野嘉大
MF:小野瀬康介、山田直輝
FW:町野修斗、阿部浩之
監督:山口智
◆遠い初勝利、進む道は間違えていない【ガンバ大阪】
今シーズンは開幕から5試合で未勝利。3分け2敗と勝利を手にできていない。近年続く低迷からの脱却を目指し、新たなスタートを切った中、まだその結果を手にはできていない状況だ。
不安も募り始める頃だが、チームとしての進化は見せている。ダニエル・ポヤトス監督が求める崩しの形は徐々に見えているが、まだまだ構築段階。フィニッシュの精度が上がれば結果もついてくるはずだ。
あとは選手個々のすり合わせと連係面。時間を要する部分だが、困ったときに打開できるだけに個の能力は持ち合わせている選手が多い。いかにチームのプレーを維持しつつ、局面で個が違いを出せるのかがポイントだ。
コレクティブなサッカーをしてくる湘南を相手に、まずは無失点で進めたいところ。古巣対決になる可能性もあるGK谷晃生の活躍にも注目だ。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:谷晃生
DF:半田陸、三浦弦太、江川湧清、黒川圭介
MF:山本悠樹、ダワン、宇佐美貴史
FW:ファン・アラーノ、鈴木武蔵、食野亮太郎
監督:ダニエル・ポヤトス