“パリ五輪世代”U-22日本代表が23年再始動! 欧州遠征出発前に12名が国内トレーニングを実施
パリ五輪世代のU-22日本代表は19日から欧州遠征をスタートさせ、千葉県内で合宿初日のトレーニングを実施。国内組の12名が汗を流した。この後日本を発ち、24日にドイツ・フランクフルトでU-22ドイツ代表と、27日にはスペイン・ムルシアでU-22ベルギー代表と対戦する。
U-22日本代表は19日、MF本田風智(鳥栖)が負傷のため不参加が決定した。また、きょう試合が行われている柏レイソルのGK佐々木雅士(柏)とFW細谷真大(柏)、湘南ベルマーレのDF畑大雅(湘南)とMF平岡大陽(湘南)の4名と、DF西尾隆矢(C大阪)はクラブでのトレーニングマッチに出場してから、それぞれ遅れて合流となる。海外組5名を除くと、12名が先んじてトレーニングをスタートさせた。
国内トレーニングを行った12名は、GK鈴木彩艶(浦和)、DF中村拓海(横浜FC)、DF木村誠二(FC東京)、DF加藤聖(長崎)、DF鈴木海音(磐田)、MF松村優太(鹿島)、MF山田楓喜(京都)、MF川崎颯太(京都)、MF山本理仁(G大阪)、MF藤田譲瑠チマ(横浜FM)、MF三戸舜介(新潟)、FW西川潤(鳥栖)。
大岩剛監督によるミーティングを実施後、鈴木はGKコーチとともにGKトレーニングを行い、木村、加藤、松村、藤田はウォーミングアップからボールを使って1対1の練習まで1時間程度のトレーニングを行った。残りの選手はピッチを周回するのみで、30分程度で調整を終了した。
パリ五輪世代のU-22日本代表は昨年9月、11月に続く3度目の欧州遠征を実施。ここまでU-21スイス(●1-2)、U-21イタリア(△1-1)、U-21スペイン(●0-2)、U-21ポルトガル(○2-1)と1勝2敗1分の戦績だ。今月24日にU-22ドイツと、27日にU-22ベルギーと対戦する。
今年は9月にパリ五輪に向けた一次予選となるU23アジア杯予選が開催される。最終予選となるU23アジア杯の日程は未定だが、今年の年末以降と予想されている。
■選手
▽GK
23 小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)※1
1 佐々木雅士(柏)
12 鈴木彩艶(浦和)
▽DF
22 内野貴史(デュッセルドルフ)※1
2 中村拓海(横浜FC)
3 西尾隆矢(C大阪)
5 木村誠二(FC東京)
21 加藤聖(長崎)
15 畑大雅(湘南)
4 鈴木海音(磐田)
▽MF
20 松村優太(鹿島)
17 本田風智(鳥栖)※2
9 山田楓喜(京都)
6 川崎颯太(京都)
18 斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)※1
10 鈴木唯人(ストラスブール)※1
7 山本理仁(G大阪)
8 藤田譲瑠チマ(横浜FM)
16 田中聡(コルトレイク)※1
19 平岡大陽(湘南)
14三戸舜介(新潟)
▽FW
11 細谷真大(柏)
13 西川潤(鳥栖)
※1 海外クラブ所属選手は20日に現地で合流し、28日に現地で解散。
※2 本田が負傷のため不参加。(03/19)