G大阪MF杉山直宏 移籍後初アシストも同点止まりに「もっと良いプレーしたい」

◇明治安田生命J1第5節 G大阪2―2札幌(2023年3月18日 パナスタ)

日本代表に初選出されたG大阪DF半田陸だけではなく、今季新加入のMF杉本直宏(24)にもうれしい移籍後初アシストが付いた。1点差に迫った直後の後半16分、DF黒川のアーリークロスをダイレクトで中央に折り返し、MFファンアラーノの同点弾を演出。「シーズンが開幕してチームに貢献できていなかった。アシストできたのは良かった」。ホッとした表情を浮かべた。

得点に直結するプレーだけではない。後半14分の石毛のゴール時には、縦パスをダイレクトでMFネタ・ラヴィに落として絡んだ。「奥側の選手にボールを当てて、そこから前向きになっている選手を使う。あれはチームでやっていること」。積み重ねてきた練習が形になったことを喜んだ。

スタメン出場したリーグ開幕・柏戦以降はベンチ外が続いたが、4試合ぶりに巡ってきたチャンスで残した爪痕。「勝つことが一番大事。もっともっと自分も良いプレーしないといけない」。昨季J2熊本で42試合9得点5アシストを記録したサイドアタッカーの本領発揮は、ここからだ。

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