G大阪GK谷晃生、前節はチームで控えも日本代表入り「複雑な思いはない」
G大阪から日本代表入りを果たしたGK谷晃生(22)が17日、大阪・吹田市内の練習場で取材に応じた。東京五輪では正守護神として活躍したがカタールW杯のメンバーからは漏れ、22年9月以来となる代表復帰。「次のW杯に向かっていくチームに選んでもらえたことはうれしい」と語った。
今季、3年にわたった湘南への期限付き移籍からG大阪に復帰した谷。元日本代表GK東口順昭(36)らとのポジション争いに挑み、リーグ戦は開幕から3試合連続で先発。しかし直近12日の広島戦では東口に先発を譲った。そんなタイミングでの代表選出にも「複雑な思いはない。G大阪ではダニ(ポヤトス監督)が評価して誰を使うか、代表では森保監督が評価して、誰を使うか、というところ」と語り、気持ちの切り替えを強調した。
カタールW杯のGK3人から、GK権田、川島が選外となり、シントトロイデンGKシュミット、同世代の広島GK大迫と正GKの座を争う。「今季G大阪で取り組んでいるビルドアップの部分や、ストロングでもあるハイボールの部分など、自分の持っているものを出していきたい」と、新たな競争に意欲を示した。