横浜FCサイドバック中村拓海がU-22日本代表初選出、大岩監督「攻撃時に彼のプレースタイルはフィットする」

U-22日本代表は今月に欧州遠征を行い、24日にドイツでU-22ドイツ代表と、27日にスペインでU-22ベルギー代表と対戦する。発表されたメンバー23名の中でDF中村拓海(横浜FC)は初招集。オンライン会見に出席した大岩剛監督が招集の意図を明かした。

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今回招集された23名のうち、初招集は中村とMF平岡大陽(湘南)。平岡は昨年3月の大岩監督体制発足時の候補合宿に招集されていたが、中村は今回初めて名を連ねた。「(中村は)ラージグループにはずっと入っていた。半田陸(G大阪)、内野貴史(デュッセルドルフ)との兼ね合いも含めて、なかなか呼ぶ機会がなかった」(大岩監督)。半田は第二次森保一監督体制の初陣メンバーに初選出。その中で、中村はパリ五輪を目指すU-22日本代表メンバーに入った。

東福岡高を卒業後、2019年からFC東京でプロデビューをした。22年からは横浜FCに加入し、J2リーグ32試合出場でJ1昇格に貢献。今シーズンも開幕4試合でフル出場し、12日の第4節・FC東京戦では鋭いクロスでオウンゴールを誘発した。その攻撃力を大岩監督も評価。「攻撃に特化したときに、彼のプレースタイルはよりフィットしてくる。チームのために貢献してくれると考えて今回招集した」と招集の理由を語った。

中村はきょう3月16日が22歳の誕生日だ。クラブ公式サイトを通じ、「今回、U-22の日本代表として欧州遠征のメンバーに選出していただいたこと大変嬉しく思います。自分らしく精一杯頑張ります」とコメント。「18日(土)には、J1リーグ第5節となる京都サンガF.C.戦があるので、そこでしっかりとしたパフォーマンスを発揮し、チームの勝利に貢献できるよう準備します。応援よろしくお願いします」と意気込みを伝えている。

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