[デンチャレ]関東Aは最終戦でU-20選抜にPK戦で辛くも勝利も…関東選抜が大苦戦の大会に
[3.4 デンチャレ 5・6位決定戦 U-20選抜0-0(PK4-5)関東選抜A ひたちなか市総合運動公園]
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第37回デンソーカップチャレンジサッカー茨城大会は4日、最終日を迎えた。U-20全日本選抜と対戦した関東選抜Aは、0-0から突入したPK戦を5-4で制し、5位で大会を終えた。
関東選抜がまさかの大苦戦だ。最強布陣が揃う関東Aは、グループリーグの初戦で高校選抜に3-1で勝利したものの、プレーオフ選抜、東海選抜に連敗。U-20全日本選抜との5・6位決定戦に回っていた。
U-20選抜は関東リーグを戦う1、2年生がが主体。“兄貴分”として負けられない試合だったが、前半16分にFW久保征一郎(法政大3年=FC東京U-18)が狙ったループシュートは枠上。同41分にも久保が強烈なミドルを放ってゴールに迫るが、GK上林豪(明治大2年=C大阪U-18)のセーブに遭うと、 詰めたMF小林里駆(順天堂大3年=FC東京U-18)も押し込むことが出来なかった。
後半に入ると、関東AはMF榊原杏太(立正大3年=名古屋U-18/名古屋内定)やMF佐藤恵允(明治大3年=実践学園高)といった個で打開できるタレントを送り込む。より前への圧力は強まるが、DF根本健太(流通経済大2年=東京学館高)とDF桒田大誠(中京大2年=暁星国際高)の両CBが安定感抜群の守備をみせ、突破を許さなかった。
後半アディショナルタイム3分に関東Aは、裏に抜けたMF青島太一(立正大3年=清水ユース)の横パスにDF今野息吹(法政大3年=三菱養和SCユース/G大阪内定)が走り込むが、枠右に外れていく。結局最後までスコアが動くことはなく、PK戦で順位を決めることになった。
PK戦では先攻の関東Aが5人目まで成功させたのに対し、後攻のU-20選抜の5人目で蹴った桒田のシュートをGK猪越優惟(中央大3年=帝京長岡高)がストップ。何とか勝利したが、90分間の勝利は4試合を戦った今大会で初戦の高校選抜戦のみ。同時刻に行われた試合で関東選抜Bが高校選抜に敗れる大波乱も起きており、関東選抜が大苦戦する大会になった。