【G大阪】黒川圭介、今季初勝利とJ1アウェー通算200勝かけ4日神戸戦へ「攻撃参加したい」
開幕から2試合連続で引き分けているガンバ大阪は4日、今季初勝利を懸けてヴィッセル神戸戦(ノエスタ)に臨む。今回勝てば、J1通算アウェー200勝目となる。
チームは2日、大阪・吹田市内で完全非公開の中で調整を行った。
不動の左サイドバックに成長したDF黒川圭介(25)は取材に応じ、「神戸にはしっかりとした能力を持った選手がいて、前にも得点できる選手がいる。チームも2連勝して勢いがある」と警戒した。
一方で「守備のところをみんなで共通理解を持って入って、攻撃は今やっていることを、自信を持って出せれば得点はできる。点を取って、守備で粘り強くできれば勝てる」と、今季未勝利ながら、開幕2試合の内容から手応えは十分にある。
スペイン人のポヤトス監督が就任し、ポジショニングなど細かい指導を受けている黒川は、「その中でも自分は攻撃参加をしたいので、特長を出せるように考えながらやっている」という。
頭脳派の左サイドバックは、今季が関大から入団して4年目。昨年はJ1初得点を含む、29試合2得点とキャリアハイの数字を残した。走力、突破力に磨きをかけ、J1通算53試合2得点と実績を築き、今季の目標は初の日本代表入りだ。
「まだまだ、自分のパフォーマンスには納得できていない。チーム戦術の中で自分の特長を出さないといけない。自分の中では物足りなさがある。次の試合からどんどん、出せるようにしたい」
マッチアップが予想される神戸のFW武藤やMF飯野らとの対決を制し、G大阪に23年初勝利をもたらせたい。