鳥栖FW本田風智「五輪、W杯は目指す場所。食い込んでいきたい」

J1鳥栖は1日、鳥栖市内で4日の第3節・ホーム名古屋戦に向けた公開練習を行った。

開幕から2戦連続先発出場中のFW本田風智(21)。開幕戦に敗れ挑んだ前節G大阪戦はアウェーで先制されながらも同点に持ち込んだ。「追いついて自分たちの流れが来ているときにもう1点取る、勝ち点3に持ってくる作業はもっとチームとしてやらないと。ただ今後に良い勝ち点1になるのかなと思っています」。

今季はまだ無得点で「シュートを打つところまでいけていないので攻撃の選手として本数にこだわる、もっとゴール前で怖いプレーだったり自分の特長を出せれば」。次戦の相手、名古屋は今季無失点中で堅い相手ゴールをこじあけるために「ドリブルでチャンスメークできればチームが楽になる」と自身の特長で得点と勝利を導くことを誓った。

来年開催のパリ五輪の予選を控える大事な一年。五輪世代の中心選手として「もちろんオリンピック、W杯は目指す場所。そこには食い込んでいきたいですしチャンスがあるので狙っていきたい」と意気込んだ。

出場のためにまずは鳥栖でのプレーが重要になる。「チームで結果を出していかないと選ばれない。本当にこのチームで自分のできること、得点、結果をもっと見せることができたらチャンスもあるのかなと思っています」。

同学年の久保建英ソシエダ)ら世界ではすでに同世代の活躍が目立っている。

「自分も21歳で若くはないと思っている。21の世代でも普通にリーガに出ている選手もいるので自分も入っていけるような選手になりたい。Jリーグでもっと違いをみせないとそこにはいけない」。

結果はもちろん、違いを見せるプレーでさらに飛躍していくことを誓った。

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