最高のスタート! J1リーグベストイレブン【MF】完全復活!? 背番号&ポジション変更。蘇った圧倒的スキル

明治安田生命J1リーグが開幕して、各チームは2試合ずつを消化している。新体制の下で新たな船出となったチームもあれば、新たに台頭した選手もいる。今回は、この2試合で印象的な活躍を見せた選手の中から、ニューフェイスや昨季とは異なる姿を見せる選手を中心にベストイレブンを選出してポジションごとに紹介する。

【画像】最高のスタート! J1リーグベストイレブン フォーメーション

●MF:宇佐美貴史

所属クラブ:ガンバ大阪

生年月日:1992年5月6日(30歳)

2023リーグ戦成績:2試合1得点0アシスト

アキレス腱断裂という悪夢でシーズンの大半を棒に振った昨季を経て、宇佐美貴史は新たな姿を見せる。ダニエル・ポヤトス監督が就任した今季のガンバ大阪では任されたのは、4-3-3のインサイドハーフだった。

柏レイソルとの開幕節では前向きでボールを受けた状態で相手に寄せられながらも細かいボールタッチで相手をかわしてゴールネットを揺らした。サガン鳥栖との第2節では前半にポストを叩く強烈なシュートを放ち、CKから鈴木武蔵のゴールをおぜん立て。データサイト『SofaScore』によると、鳥栖戦でのキーパス数は5本に達している。

今季から背番号を7番に変更して、主将を務めている。ポジションを下げたことでタスクは増えたが、攻撃面ではトップフォームに近い輝きを放っている。ガンバの最高傑作と言われた逸材は様々な経験を経て、31歳となるシーズンで上々のスタートを切ったと言えるだろう。

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