G大阪長谷川監督「慢心あった」連続3冠早くも涙 日刊スポーツ 11月1日(日)8時9分配信

<ナビスコ杯:鹿島3-0G大阪>◇決勝◇10月31日◇埼玉

史上初の2季連続3冠を目指したG大阪が、1冠目のナビスコ杯で早くも涙をのんだ。鹿島のシュート24本に対して5本。長谷川健太監督(50)は「勝て なかった責任は私にある。チームに慢心があった」。前半を0-0でしのぎ、ハーフタイムのロッカールームには「勝てるんじゃないか」という空気が流れてい たという。後半は守備のミスが重なった。

再出発は7日のJ1リーグ広島戦。相手は第2ステージ優勝が懸かり、ホームで胴上げされる可能性がある。代表組を欠く15日の天皇杯4回戦は、直近のリー グ戦で完敗した川崎F戦(万博)。2つとも敗れれば、今季無冠の可能性が出てくる。FW宇佐美は「(鹿島の)表彰台で喜ぶ姿を焼き付けるのが大事。気持ち を切り替えていくだけ」と唇をかんだ。王者の誇りに懸けても、敗戦を糧にはい上がっていくしかない。

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