[デンチャレ]前回準Vの関西選抜がU-20全日本選抜を4-0撃破!
[2.28 デンチャレグループA第1節 U-20全日本選抜 0-4 関西選抜 ひたちなか市総合運動公園陸上競技場]
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大学生の地域選抜チームなどが日本一を争う第37回デンソーカップチャレンジサッカー茨城大会が28日、開幕した。参加8チームを2つに分けて開催されるグループリーグのグループA第1節でU-20全日本選抜と関西選抜が対戦。関西選抜が4-0で快勝し、首位突破と優勝へ向けて好発進した。
前半8分、関西選抜が先制する。相手のビルドアップに対し、タッチライン際へ追い込む形でインターセプト。MF美藤倫(関西学院大3年=東海大大阪仰星高/G大阪内定)が倒れ込みながら縦パスを通すと、FW奥村仁(関西福祉大3年=C大阪U-18)の1タッチの落としからFW古山兼悟(大阪体育大2年=立正大淞南高)が右足を振り抜く。最後はこぼれ球を奥村がゴールへ押し込み、関西選抜が先制した。
U-20全日本選抜はボールを保持しながら反撃。右サイドでボールを引き出すMF角昂志郎(筑波大2年=FC東京U-18)が突破口になっていた。また、CB根本健太(流通経済大2年=東京学館高)の左足フィードなどを交えて攻め返す。
そして、敵陣での素早い奪い返しからシュートへ持ち込むシーンもあったが、関西選抜は連続でシュートブロック。逆にショートカウンターを繰り出したほか、右の濃野公人(関西学院大3年=大津高)と左の奥田勇斗(桃山学院大3年=G大阪ユース)の両SBが効果的な攻め上がりを見せていた。
34分、関西選抜は巧みにDFを外す動きと強さを見せていた古山がストライカーの仕事をする。チェックの動きを入れてボールを受けると、縦へ持ち込んでPKを獲得。これを自ら決めて2-0とした。
U-20全日本選抜は直後にFW日野翔太(拓殖大2年=堀越高)が2度のクロスとアイディアあるラストパス。チャンスを生み出したが、得点には結びつかない。後半立ち上がりは2人を入れ替えたU-20全日本選抜が押し込む。
サイドからの折り返し、スルーパスで決定機を創出したが、関西選抜はGK倉原將(びわこ成蹊スポーツ大2年=鳥栖U-18)が相手選手の足元へアタックして止めるなど1点を許さない。U-20全日本は根本のヘッドから生まれたチャンスも押し込むことができなかった。
逆に関西選抜は23分、右SH中野瑠馬(立命館大2年=京都U-18)の折り返しを交代出場FW西村真祈(関西大3年=C大阪U-18)が押し込んで3-0。32分にも相手ビルドアップのミスを突いた西村が独走する。そして、GKとの1対1を制し、4点目を挙げた。
前からの連動した守備で終盤にもMF工藤真人(びわこ成蹊スポーツ大3年=仙台ユース)がボールを奪い取っていたほか、ゴール前での粘り強さを発揮した関西選抜が4-0で快勝。昨年超えへ好スタートを切った。