鳥栖FW樺山諒乃介が超絶ゴラッソ!!「一番楽しめる場所」で“興國仕込み”の3人抜き
J1リーグは25日に各地で第2節を開催。前節の湘南ベルマーレ戦(●1-5)で大敗を喫した鳥栖は、敵地に乗り込み、ガンバ大阪戦に臨んだ。この試合でベンチ入りを果たした樺山は、後半16分に登場。チームを救う同点ゴールを記録した。
途中出場から3分後の後半19分のこと。樺山は左サイドからのクロスボールをペナルティーエリア内右で収めると、そこから“興國仕込み”のドリブルを開始。1人目を鋭い切り返しで交わすと、股抜きで2人目を突破、3人目を緩急で抜き去り、GK谷晃生のニアサイドを射抜いた。
樺山はこの得点で、キャリア初となるJ1でのゴールをマーク。チームは勝ち切れなかったが、樺山は試合後のフラッシュインタビューで収穫を口にしている。
「ずっとJ1でのゴールを求めていたので、やっと取れて良かった。自分の得意なドリブルを相手が嫌がるエリア内で発揮できたというのは、自分のこれからの成長にイメージをつけられる」
「健太さん(川井監督)からも、ずっと冷静にと言われていたので、ゴール前で特に一番楽しめる場所で冷静にドリブルするというのを意識していた。それは鳥栖に入ってからずっとやってきたことなので、早めの段階で表現できて良かった」
また樺山は、遠く大阪まで駆け付けたファン・サポーターに感謝を伝え、次節での今季初勝利を誓う。
「(サポーターの声援が)めちゃくちゃ届いた。大阪までわざわざ来てくれた人たちの為に戦おうと、チーム全員で決めていたので、勝つことはできなかったが、自分たちがやりたいことや、僕自身、自分のプレーを見せれて良かった」
「開幕戦負けて、今日も勝ち切れなくて、それでも選手、スタッフ全員が前を向いてやっているので、絶対に、この負けと引き分けを勝利に繋げられるチームだと思っているので、次に期待していて欲しい」
鳥栖は3月4日に駅前不動産スタジアムで行われるJ1第3節で名古屋グランパスと対戦。2023シーズン初白星をホームのサポーターへ届けるつもりだ。