細谷真大が後半ATに劇的同点PK!柏、一時G大阪に逆転許すもエースの活躍でドロー決着

明治安田生命J1リーグは18日に2023シーズンの開幕節が行われ、柏レイソルガンバ大阪が対戦した。

【ゴール動画】細谷真大が劇的同点弾!柏レイソルvsガンバ大阪

昨季の7位から上位を目指す柏と、15位と不本意なシーズンからの巻き返しを図るG大阪による開幕戦。柏では細谷真大古賀太陽らが先発入り。ポヤトス新監督の初陣となったG大阪では、宇佐美貴史や鈴木武蔵、食野亮太郎らがスタメンに。またGKは東口順昭がベンチとなり、今季から復帰した谷晃生がゴールマウスを守っている。

開始1分でシュートまで持ち込むなど、立ち上がりから柏が攻勢を仕掛けてチャンスを作っていく。10分には細谷真大がDFラインの背後をとったが、ここは飛び出したGK谷晃生が防いだ。一方のG大阪は徐々にポゼッション率を高めていき、相手ボックス付近まで侵入する時間を増やす。34分にはCKから三浦弦太のヘッドが枠をとらえたが、GK佐々木雅士のファインセーブに阻まれた。

すると42分、柏が先制に成功。DFライン背後に飛び出した細谷真大がボックス内に侵入すると、クロスは合わなかったが、こぼれ球を片山瑛一がダイレクトでシュートを突き刺した。良い時間にホームチームがリードを奪い、前半を折り返す。

後半序盤も柏は2分でシュートまで持ち込むなど積極的な入りを見せたが、G大阪がすぐさま追いつく。49分、ボックス前中央で受けた宇佐美貴史が相手のプレッシャーを受けながらもドリブルで運び、そのままシュートを流し込んだ。エースの一発で試合を降り出しに戻す。

勢いを手にしたG大阪は、54分に逆転に成功。鋭い縦パスから左サイドに展開し、黒川圭介がクロスを送る。これは合わなかったが、こぼれ球を拾った鈴木武蔵がバックパス。受けたダワンがボックス外から右足を振り抜くと、GKが抑えきれずにネットを揺らしている。アウェイチームが一気にリードを奪う。

リードを手にしたG大阪は、64分に2枚替え。今季イスラエルの強豪マッカビ・ハイファから加入したJリーグ初のイスラエル人選手であるネタ・ラヴィがデビューを飾っている。

劣勢の柏は77分、小屋松知哉のドリブルから最後は中村慶太がワンフェイクからボックス内でシュートを放ったが、バーに直撃。さらに82分、椎橋慧也のワンタッチパスに抜け出した山本桜大が決定機を迎えたが、ブロックに阻まれた。

試合はこのまま終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにドラマが。仕掛けた細谷真大がボックス内で倒され、PKを獲得。これを自ら沈め、同点に追いついた。試合はこのまま終了し、2-2のドロー決着となった。

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