大注目! G大阪、期待の新戦力5人(4)目指すサッカーに合致!? 伸びしろにも期待のDF
明治安田生命Jリーグの各クラブは、2023シーズンの開幕に向けて準備を進めている。ガンバ大阪は、今冬に期限付き移籍からの復帰も含めて11人の新戦力を迎えた。フットボールチャンネルでは、その新戦力たちの中から新天地での活躍が期待される選手を紹介する。
DF:江川湧清(背番号34)
生年月日:2000年10月24日(22歳)
前所属: V・ファーレン長崎
2022リーグ戦成績:36試合1得点1アシスト
江川湧清はV・ファーレン長崎から完全移籍で獲得したセンターバックだ。22歳と若く、伸びしろにも期待できる補強となっている。
江川はV・ファーレン長崎の下部組織で育ち、2019年にトップ昇格を果たした。しかし、プロ1年目に右ひざ前十字じん帯断裂の重傷で長期離脱となってしまう。それでも2シーズン目から出番を増やすと、2021シーズンからは不動のレギュラーに定着し、この冬にガンバ大阪が獲得した。
昌子源が抜けた最終ラインは、クォン・ギョンウォンと三浦弦太がいるため大きな問題にはならないはず。ただ、江川は左利きのセンターバックとしてビルドアップにも関与できる特徴があるため、ダニエル・ポヤトス監督は期待しているはずだ。徳島ヴォルティスを率いていた指揮官が、実際に対戦して江川の持ち味に目をつけた形だろう。
身長175cmと上背はないものの、守備のインテリジェンスも十分。ガンバ大阪の目指すサッカーに合致した補強のはずだ。