京都に4年ぶり復帰のFW一美和成「今年は2ケタは取りたい」 チームに融合する術を学びFW争い勝ち抜く

https://hochi.news/明治安田生命J1リーグ第1節 京都―鹿島(18日・サンガS)

今年のサッカー・J1リーグが、17日にいよいよ開幕する。今回は、18日に初戦を迎える関西4クラブから見逃せない新戦力を紹介。京都は4年ぶり復帰のFW一美和成(25)を取り上げる。

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前回の育成型期限付き移籍とは、覚悟も状況も異なる。19年に当時J2の京都で17ゴールを挙げた一美は今季、完全移籍で4年ぶりの復帰を果たした。4日に行われた鳥取との練習試合(サンガS)でも2得点とアピール。「今年は2ケタ(10点)は取りたい」と明確な目標を掲げている。

京都で結果を出した19年以降は、昨季J2徳島での7ゴールが最多。過去3シーズンは「チームのやり方に合わせすぎて、特徴を出し切れなかった」と悔やむ。その経験も経て、得意とするポストプレーや思い切りのいいミドルシュートなど、自身の武器をチームに融合させる方法を学んできた。

京都は昨季、30得点とリーグワースト2位タイの得点力不足にあえぎ、16位でJ2との入れ替え戦に回った。今季はFWパトリックや木下らを補強し、ポジション争いは激化。再び紫のユニホームに袖を通した一美が、し烈なチーム内競争を制して再ブレイクを狙う。(金川 誉)

◆一美 和成(いちみ・かずなり)1997年11月10日、熊本県生まれ。25歳。大津高から15年にG大阪加入。19年に当時J2の京都に期限付き移籍。20年はJ1横浜Cに期限付き移籍。21年はG大阪復帰を経て、夏に徳島へ完全移籍。今季は京都に完全移籍。182センチ、81キロ。

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