【早野宏史のJ1順位予想】最後は経験の差で川崎がマリノスの連覇阻止か。7位の鹿島までが優勝争いの候補

一番読みにくかったのは神戸

日本にプロリーグが誕生して“30周年”を迎える2023年シーズン。2月17日にいよいよ今季の「J1」が幕を開ける。メモリアルイヤーにタイトルを手にするのはどのチームか。95年の横浜M監督時代にはリーグ優勝を経験し、解説では高度なダジャレも好評な早野宏史氏にJ1リーグの順位を予想してもらった。

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大きく3グループに分かれそうだ。優勝争いは、スタイルが確立された横浜と川崎を中心に展開され、7位の鹿島までが候補。8~11位あたりが上位に食い込めるか、残留争いに巻き込まれるか、両方あり得る中位グループ。12位以下が残留を争う構図。一番読みにくかったのは神戸だ。

連覇の懸かる横浜は、補強が芳しくないが、シーズン中の新戦力獲得の実績もあり、追い上げが可能か。川崎も戦力ダウンの感はあるが、チャレンジャーとしての強みがあり、鬼木達監督が修正してきそう。最後は経験の差か。

アクセル全開でもギリギリ残留の京都と、昨季、失速した福岡は厳しそう。現状ではともに打開策が見当たらない。後者は長谷部茂利監督が良いチームにまとめ上げているが、助っ人ふたりが引き抜かれた穴は埋まりそうにない。

●早野氏のJ1順位予想

1 川崎

2 横浜

3 C大阪

―▲ACL出場圏内―

4 広島

5 名古屋

6 FC東京

7 鹿島

8 柏

9 浦和

10 札幌

11 鳥栖

12 神戸

13 G大阪

14 横浜FC

15 湘南

16 新潟

17 京都

―▼J2自動降格圏内―

18 福岡

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