京都、練習試合でFW一美和成が2得点、パトリックも1得点 新戦力がアピールに成功
◆練習試合 京都4―0鳥取(4日・サンガS)
京都はJ3鳥取と練習試合を行い、2019年以来の復帰となったFW一美和成(25)の2ゴール、G大阪から加入したFWパトリックのゴールなどで4―0と勝利した。ファンクラブ会員には無料公開された試合で、新戦力がアピールに成功した。
先発の3トップは左から木下(前J2水戸)、パトリック(前G大阪)、一美(前徳島)と新加入の3人が並んだ。木下190センチ、パトリック189センチ、一美181センチと高身長トリオを据えたが、高さに頼るわけではなく前線からのアグレッシブなプレス、次々と裏を狙う動きで攻撃を仕掛けた。前半43分、相手陣内で奪ったチャンスに一美がミドルシュート。これが相手に当たってネットを揺らし先制した。さらに前半ロスタイム。MF川崎のスルーパスで左サイドを破ると、折り返しにパトリックが合わせてリードを2点に広げた。
後半6分には右サイドからのクロスを一美が頭で合わせて3点目。DFラインでも広島から期限付き移籍のDFイヨハ、途中出場した2種登録のDF喜多も高い守備ラインで積極的なプレーを披露した。後半32分には大卒ルーキーDF福田のクロスをMFパウリーニョが合わせ、4点目を奪った。この日は別メンバーで非公開の練習試合も行っており、昨季主力の多くは鳥取戦に出場せず。新戦力がサンガスタジアムに慣れるという狙いもあった一戦で、J1開幕に向けた競争はさらに激化してきた。
◇京都先発(4―3―3)
GKウッド
DF荒木、アピアタウィア、イヨハ、佐藤
MF武田、川崎、谷内田
FW一美、パトリック、木下



