G大阪ポヤトス監督、宇佐美貴史のインサイドハーフ起用を説明「ボール持つと何か起こる」

G大阪は23日、沖縄キャンプで公開練習を行った。ピッチの縦幅を狭くした紅白戦では、両チームとも今季よりポヤトス新監督の下で取り組んでいる4―3―3の布陣でプレー。FW宇佐美貴史はインサイドハーフ(IH)に入り、ビルドアップに関わりながら、フィニッシュにも絡む役を務めた。

両チームとも、攻撃時はアンカーとIH2人で逆三角形をつくってボールを動かし、ボールの前進にトライ。一方、守備時はIHの一人(宇佐美、アラーノら)が前線に上がり、もう一人のIH(山本悠、倉田ら)は一列下がってダブルボランチを形成した。攻撃時は4―3―3、守備時は4―4―2と形を変えるシステムに「いる選手からどう(チームを)構築するか、ということを考えている。タレントがある選手が多く、全員を分析した中で何がいいのか考えて、今こういったやり方を考えている」と指揮官。選手たちの特性を生かす形を模索していることを明かした。

また宇佐美をインサイドハーフで起用している理由についても「彼がボールを持つと何かが起こるし、持っていない時も危険な選手。サイドに置くと、守備で多く走らなければいけない。そこも考慮しながら、(中央の)今のポジションでプレーさせています」と説明。今季から背番号7に変更したチームの顔に、攻撃の中心として期待していることがうかがえた。

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