【Jリーグレンタル通信簿】期限付き移籍から復帰した注目の10人(5)即戦力! ガンバに戻ってきた頼れる男
明治安田生命Jリーグの2023シーズン開幕まで1か月を切り、各チームは準備を進めている。期限付き移籍から復帰した選手にとって、今季は勝負のシーズンとなるだろう。期限付き移籍から復帰した選手をピックアップして移籍先での活躍を5段階(A~E)で評価する。
●佐藤瑶大(さとう・ようた)
生年月日:1998年9月10日(24歳)
2023所属クラブ:ガンバ大阪
2022期限付き移籍先:ベガルタ仙台
2022リーグ戦成績:15試合0得点1アシスト
移籍先での評価:B
佐藤瑶大にとってプロ3年目の今季は文字通り勝負のシーズンとなる。明治大学から加入した2021シーズンはリーグ戦8試合の出場に留まり、昨季は5月までに2試合しか出場機会を得られず。7月にベガルタ仙台への期限付き移籍が発表された。
育成型期限付き移籍での加入が発表されて3日後、新天地でいきなり出番が回ってきた。その後はセンターバックに定着し、リーグ戦15試合に出場。仙台は終盤戦に失速してJ1参入プレーオフ出場権を逃したが、佐藤はチームから信頼を得ている。その活躍が認められて、半年でガンバ大阪復帰の切符を勝ち取った。
ガンバでは厳しい競争が待ち受けている。昌子源は鹿島アントラーズに移籍したが、三浦弦太と韓国代表のクォン・ギョンウォンがセンターバックの有力候補。さらに、V・ファーレン長崎から加入した江川湧清や福岡将太と争うことになるだろう。仙台で過ごした半年の経験は、ダニエル・ポヤトス監督の下でどう活かされるのだろうか。



