G大阪新加入の杉山直宏、江川湧清、半田陸の“武器”は ポヤトス監督「補強に満足」
G大阪は9日、2023シーズンキックオフイベントを開催した。その後、新加入のMF杉山直宏(24)、DF江川湧清(22)、DF半田陸(21)が取材に応じ、それぞれが新天地にかける思いを明かした。
左利きのアタッカーで、昨季J2熊本では9ゴールを奪った杉山は「サイドでの仕掛けと左足」を自身の特徴に挙げた。またアルゼンチン代表MFディマリアを理想のイメージに挙げ「サイドから左足で持ちながら、得点に絡んでいくことを真似てプレーしています」と語った。
J2長崎から加入した左利きのセンターバック・江川は「自分のストロングポイントは左足のキックや縦パス。積極的にチャレンジしたい」と意欲を示した。175センチと上背はないが、高い身体能力も誇り「ゴール前の判断や局面でのプレーは持ち味。危機察知能力を発揮したい」と話した。
またJ2山形から完全移籍で加入した半田は「対人プレーが得意。そこで貢献しながら、10ゴールに関われるように」と攻守での貢献を目標に。昨夏、今冬と続いた熱烈オファーにG大阪加入を決断。パリ五輪世代で、右サイドバックを主戦場とする21歳は「守備の部分では酒井宏樹選手みたいになりたい」とも語り、さらなる成長を誓った。
J2で結果を残してきた若手有望株の3人に加え、チュニジア代表FWジェバリを補強。湘南に期限付き移籍していたGK谷も復帰し、各ポジションに新戦力を加えた。ポヤトス監督も「補強には満足していますし、将来性のある選手が来てくれた。J2で活躍した選手たちが、どれだけ(J1で)できるか楽しみです」と話した。



