始動のG大阪・ポヤトス新監督が初取材対応「支配する形が好き」目標はACL圏内
G大阪が9日、新監督の下で始動した。2023シーズンのキックオフイベントも開催され、ポヤトス監督がG大阪で初の取材に応じて自身のサッカー観の一端を明かした。
RマドリードのU―19、さらにギリシャ1部・パナシナイコス監督などを経て、21年から2年間、徳島を率いたポヤトス監督。自身のコンセプトについて「ボールを持ったときの動かし方、失った時には早く取り返しにいく部分に着手していきたい」と説明。さらに好むスタイルとしては「(試合を)支配する形が好き。そのためにボールを持つことによって、ゲームをコントロールする感覚が得られる。そしてボールを持ちながら、全員で移動していく。いいオーガナイズ(組織)をつくって、相手に対してボールを奪いに行く必要がある。攻撃も相手に向かっていく。そういうところを含め、ガンバのスタイルに合っていくのではないか」と話した。
クラブはこの日、キックオフイベント内でポヤトス監督招へいの理由も説明。「適切なポジショニングとボールの運び方を浸透させ、主導権を握るサッカーを構築」「コミュニケーション力に長けている」「J1、J2で監督経験があり、Jリーグの特徴やレベルを既に把握している」「スペインのビッグクラブでの経験があり、高い要求への理解とチャレンジ精神がある」と挙げ、クラブ史上初のスペイン人監督の下で、今季の目標をACL圏内と定めた。



