G大阪がMF小野瀬康介の今季契約満了を発表「正直、事実を受け止めきれていない」
ガンバ大阪は16日、MF小野瀬康介が2022シーズン限りで契約満了することを発表した。
2011年に横浜FCでプロキャリアをスタートした小野瀬は、レノファ山口FCを経て2018年夏にG大阪に完全移籍。期待を受けて加入すると、2019シーズンには明治安田生命J1リーグ30試合で8得点の活躍を披露した。
2022シーズンは、J1リーグ26試合3得点の成績に。チームも15位でフィニッシュしていた。
小野瀬はクラブ公式サイトを通じて「正直、まだ気持ちのどこかでこの事実を受け止めきれていない自分がいます。そのくらいガンバでの5年間は、自分にとって濃かったし、自分でも驚くほどクラブへの愛着を深める時間になりました」と苦しい心境を吐露。続けて、周囲への感謝を述べている。
「苦しい時も、楽しい時も、一緒に戦ってくれたサポーターの皆さん。コロナ禍ではなかなか皆さんの声を聞くことができませんでしたが、だからこそ今シーズン、久しぶりに皆さんの声をスタジアムで聞けた時は本当に嬉しかったです。また、初めてスタンドから自分のチャントを歌ってもらった時は本当に嬉しくて、認めてもらえた気がしたのを覚えています。5シーズン、このクラブで戦い抜けたことは自分の誇りであり、自信になりました。毎日、当たり前のように顔を合わせていた仲間と明日から会えなくなるのは非常に寂しいです」
最後に「僕はガンバを離れますが、これからも熱く、温かくガンバを応援してもらえたら嬉しいです。お世話になりました! 」とエールを送り、別れの挨拶とした。



