残留争いのG大阪と京都、手堅く自動降格免れる…G大阪生き残り、京都は入れ替え戦

激しい残留争いに巻き込まれていたG大阪と京都は5日、ともに手堅い試合運びでJ2への自動降格を免れた。

敵地で鹿島と対戦したG大阪は後半、押し込められる時間が続いたが、経験豊富なDF陣を中心にゴール前を固めてスコアレスドロー。白星は挙げられなかったが、「地に足をつけて戦う。目の前のプレーに全力で臨む」との松田監督の徹底した指導の下、4試合連続のクリーンシートで15位まで順位を上げて残留を手繰り寄せた。昌子は「自分たちを信じて戦った結果」と強調した。

一方、京都も敵地で既にJ2降格が決まっている最下位の磐田と対戦。試合終了間際に攻め込まれたが、DF陣の体を張った守りで失点を防ぎ、こちらも0-0で終わった。

4試合未勝利で入れ替え戦を戦う16位でのフィニッシュとなったが、曺貴裁監督は「自分たちの力は出し切った。やってきたことを変えるつもりはない。受けないで、前に向かっていく気持ちでやっていきたい」と13日にホームの「サンガスタジアムbyKYOCERA」で行われるJ1参入プレーオフを見据えた。6日に行われる参入プレーオフ2回戦、熊本(J2の4位)-す山形(J2の6位)の勝者が対戦相手となる。

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