【J1採点&寸評】G大阪2-0磐田|先制弾のアタッカーがMOM。交代的中の指揮官も高評価
G大阪――途中出場の食野とパトリックが勝負強さを発揮
[J1第33節]G大阪2-0磐田/10月29日/パナソニックスタジアム吹田
【G大阪|採点】
スタメン)
GK
東口順昭 6
DF
髙尾 瑠 6
三浦弦太 6.5
昌子 源 5.5
黒川圭介 6
MF
山本悠樹 6.5
ダワン 6(72分OUT)
小野瀬康介 5.5(59分OUT)
ファン・アラーノ 6(90+2分OUT)
FW
レアンドロ・ペレイラ 5.5(59分OUT)
宇佐美貴史 6
【動画】J1残留に向けた“6ポイントマッチ”!G大阪対磐田のハイライト
途中出場)
FW
パトリック 6.5(59分IN)
FW
食野亮太郎 7(59分IN)
MF
齊藤未月 6(72分IN)
DF
クォン・ギョンウォン -(90+2分IN)
監督)
松田浩 7
【G大阪|寸評】
引き分け以下でも苦しくなる背水の陣で挑んだ一戦は、拮抗した展開で進んだが選手交代のカードの質が勝敗を左右。途中出場の食野とパトリックが勝負強さを見せて磐田を振り切った。
守備時にはブロックを形成する磐田に対して3試合連続の先発となる宇佐美が攻撃の起点として工夫を見せ、前半は鋭い突破から決定機を演出。一方で、磐田に先手を取られることを警戒していた守備陣も三浦やダワンが粘りを見せ、3試合連続での無失点に貢献した。決して決定機自体は多くなかった一戦で輝きを見せたのは途中出場の食野。サイドハーフとして投入されたが、得点場面ではバイタルに侵入し、見事な一振りでチームに勢いをもたらすと、やはり途中出場のパトリックが豪快なバイシクルで磐田の息の根を止めた
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
磐田――勝負どころでのツメが甘く痛恨の敗戦
[J1第33節]G大阪2-0磐田/10月29日/パナソニックスタジアム吹田
【磐田|採点】
スタメン)
GK
三浦龍輝 5.5
DF
山本義道 5.5(74分OUT)
伊藤槙人 5
森岡 陸 5.5(60分OUT)
MF
山田大記 5.5(65分OUT)
松本昌也 5.5(74分OUT)
鈴木雄斗 6
山本康裕 5.5
遠藤保仁 5.5
FW
杉本健勇 5.5
ジャーメイン良 5.5(74分OUT)
途中出場)
DF
大井健太郎 5(60分IN)
FW
大津祐樹 5.5(65分IN)
FW
金子翔太 5.5(74分IN)
DF
松原 后 5.5(74分IN)
MF
古川陽介 5.5(74分IN)
監督)
渋谷洋樹 5
【磐田|寸評】
引き分けでもJ2降格が決まるだけに、守備に軸足を置きながらも攻める姿勢を見せた。ただ、ゴール前の迫力不足は否めず、後半は地力の差が結果に反映し、無念のJ2降格が決定した。
出場停止の上原に代わって先発した遠藤は、狙いのあるプレーを見せた。ただ、試合が拮抗していた後半、遠藤が起点となって作り出した決定機でシュートミスをしたのは痛恨だった。ボールを握られる時間帯が続きながらも松本や鈴木は積極的に敵陣深くに侵入し、ゴール前にクロスを供給したが得点にはつながらなかった。途中出場の大井は食野のドリブルに対して寄せが甘く、攻守両面でやはり、勝負どころでのツメの甘さが痛恨の敗戦につながった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。