G大阪“裏天王山”制す 15位浮上で自力残留復活も食野「次勝たなければ意味ない」

「明治安田生命J1、G大阪2-0磐田」(29日、パナソニックスタジアム吹田)

崖っぷちで迎えた最下位磐田との大一番を制し、G大阪が15位に浮上。2連勝で自力残留が復活した。最終節・鹿島戦(カシマ)に勝てば、他チームの結果に関係なく残留が決まる。

先制ゴールを決めたのは途中出場のFW食野だった。後半21分、中央エリア前でパスを受けると、迷わず左足を振り抜いた。7月に救世主と期待され3年ぶりにG大阪に復帰したが、この試合まで11試合1得点。「この状況を招いた責任を感じていた」。ただ、先発落ちしても闘う気持ちは失わなかった。「反骨心が僕の真骨頂。悔しさを良い形で矢印として自分に向けられた」とゴールにつなげた。

次節、運命の最終戦。「次勝たなければ、今日の勝ちもゴールも意味がない」。勝って残留を決める。

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