G大阪が“裏天王山”制してJ1残留圏の15位浮上 食野亮太郎&パトリックが決めた
◆明治安田生命J1リーグ第32節 G大阪2―0磐田(29日、パナスタ)
G大阪が磐田との残留争い“裏天王山”を制した。
0―0で迎えた後半21分、左サイドで攻撃を組み立て、中央のMF食野へ。食野は得意のドリブルで仕掛けると、相手DFをずらして左足でミドルシュートを決めて先制。さらに同28分、FW宇佐美のクロスが相手DFに引っ掛かってゴール前で浮き球となると、MF斉藤がヘディングで中央へ。このパスにFWパトリックが体を投げ出したオーバーヘッドキックで流し込んだ。
食野は「途中から入ったので、試合の流れを変えないといけないと思っていた。足を振ってやろうと思っていた。勝つしかないと、明確にやることは決まっていたので」と語った。最終節は11月5日にアウェーの鹿島戦。勝てば自力でJ1残留を決めることになる。