天国か地獄か…。「J1→J2」降格危険度ランキング5位。17位→逆転残留は可能!? 復活エースにかかる期待

明治安田生命J1リーグもあと2試合を残すのみとなった。例年通り残留争いは熾烈で、入れ替え戦(J1参入プレーオフ)に進む16位を含めれば7チームに降格の可能性がある。今回は、チームの現状を総評するとともに、降格する可能性を分析してランキング形式で紹介する。

ガンバ大阪

降格危険度ランキング:5位

現在の順位:17位

成績:勝ち点33/得失点差-13

第33節:磐田(ホーム)

第34節:鹿島(アウェイ)

宇佐美貴史の長期離脱、相棒を失ったパトリックの沈黙、東口順昭の前半戦欠場など様々な要素が重なり、ガンバ大阪は迷走した。しかし、片野坂知宏元監督の後を継いだ松田浩監督は守備を整備し、残留への希望を繋いでいる。

降格圏の17位にはいるが、13位まで2ポイント差という大混戦だ。監督交代以降は8試合中5試合でクリーンシート(無失点)を達成しており、確実に成果につながっていると言えるだろう。2-0で勝利した横浜F・マリノス戦では大怪我から復帰して間もない宇佐美貴史のコーナーキックを起点に2得点を挙げている。強固なディフェンスと、宇佐美を中心とした攻撃陣の奮起が残留への道筋になりそうだ。

次節は最下位に沈むジュビロ磐田と対戦する。ここで勝利すれば磐田の降格が決まるだけでなく、ライバルの結果次第では残留圏内に浮上する可能性もある。守備では一定の手応えを感じているはずで、磐田、鹿島アントラーズを相手に攻撃陣が結果を残せるかどうかが勝負の行方を左右しそうだ。

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