【磐田】遠藤保仁「ジュビロのために力を出し切りたい」J1残留へ29日古巣G大阪と対戦

J1ジュビロ磐田MF遠藤保仁(42)がJ1残留を懸けて古巣との一戦に臨む。29日のガンバ大阪戦に備え、25日は磐田市内で調整に励んだ。次戦は約20年間在籍した思い入れの強いクラブが相手だが、「今はジュビロ所属の選手なので、ジュビロのために力を出し切りたい」と力を込めた。

今季も残り2試合で順位は最下位。次戦は引き分け以下で来季のJ2降格が決まり、勝っても他クラブの結果試合では残留が消滅する。相手もJ2自動降格圏の17位に沈んでおり、互いに勝利が求められる一戦だ。慣れ親しんだパナソニックスタジアム吹田で磐田の一員としてプレーするのは今回初めて。遠藤は「僕自身は楽しみ」としながらも「プレーする時は敵。僕らは勝たなければいけない」と強調した。

次戦はボランチのMF上原力也(26)が累積警告で出場停止。遠藤は5試合ぶりに先発復帰する可能性が高い。勝利だけが求められている中で必要なのはゴールを奪うためにゲームを組み立てること。遠藤は「冷静なプレーと熱くプレーするところのメリハリをつけてゲームを進めたい。しっかりとパスを配給できれば勝つチャンスは広がると思う」と勝利だけを見据えた。

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