G大阪が練習公開、冒頭に工藤さんの冥福祈り黙禱

サッカーJ1でJ2自動降格圏の17位につけるG大阪が25日、大阪府吹田市でのトレーニングを公開した。今季は残り2試合で、29日にはホームのパナソニックスタジアム吹田で最下位の磐田と対戦。逆転残留を果たすため、是が非でも勝ち点3が欲しい試合に向け、松田監督は「どういう状況になっても勝ち点3を取るために、戦い方の整理、意思統一が大事」と強調した。

練習は約1時間40分の軽めのメニュー。冒頭、全員が輪になって黙禱し、21日に32歳で急逝した元日本代表FW、工藤壮人さんの冥福を祈った。

8日に敵地で首位横浜Mに土をつけたチームの雰囲気は悪くなく、選手らはリラックスした様子でトレーニング。磐田戦まで試合間隔が約3週間あく中、松田監督は「積み上げるというよりは整理する。みんなが同じことをするのが力になる。そういうことを整備してきた」と説明した上で、別メニューで調整しているパトリックについては「みんな特徴は分かっているので、試合にパッと入っていける」と試合には間に合う見通しを示した。

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