【G大阪】2点目ゴールのパトリック「セットプレーが勝敗左右」対策ズバリ宇佐美CKから2得点
<明治安田生命J1:横浜0-2G大阪>◇第32節◇8日◇日産ス
ガンバ大阪が敗れればJ1残留へ崖っぷちとなる一戦で、優勝をかけた横浜F・マリノスにアウェーで勝利した。
2点目のゴールを決めたFWパトリック(34)は「すごく大きな勝利がチームに入ったし、チームメートにおめでとうと言いたい」と喜んだ。
前半8分にMFファン・アラーノのゴールで先制。1点リードのまま迎えた後半34分。FW宇佐美のコーナーキックから1度は相手DFにクリアされるも、再びゴール前に入ったボールをパトリックが右足で押し込んだ。
この日の2得点は、どちらも宇佐美のCKから。「セットプレーが勝敗を大きく左右した。昨日入念に練習をしてきたことも出て、今日はうまくいった」。対策がズバリと的中した。
守備では前線から戻り、仲間とともに懸命にゴールを守った。「チームメートみんなでやる仕事。サポートして、攻撃にもう1回行けばいいので、点を取ることにだけ集中してはいけない」。献身的な働きで完封勝ちに貢献した。
現在、13位の湘南ベルマーレまで勝ち点2差の16位。「厳しい中で耐え抜いたら、チャンスが回ってくると信じてプレーしていた。(残留争いが)最終節まで決まらない状況を作れたのは良かった」。残り2試合も自分たちを信じて戦うだけだ。