【G大阪】松田監督「強みを生かして得点を取ることができた」敵地で貴重な勝ち点3
<明治安田生命J1:横浜0-2G大阪>◇8日◇第32節◇日産ス
残留争いの渦中にいるガンバ大阪が、優勝に王手をかけている横浜F・マリノスをセットプレーからの2発で下し、敵地で貴重な勝ち点3を手にした。
守備を重視し、終始押し込まれる展開が続いたが、高さの部分で分があり、横浜の弱点であるセットプレーから、したたかに得点し逃げ切った。G大阪の松田浩監督(62)の試合後の会見は以下の通り。
-総括は
松田監督 守備の時間が多い試合だった。相手との力関係だった。選手はその中で90分集中切らさずに戦ってくれた。選手に感謝したい。守備だけでは勝てないが、セットプレーとか我々の強みを生かして得点を取ることができた。
-先発変更した考えは
松田監督 前節の柏戦で勝ち点1しか取れなかった。何かが足りなかったと言うこと。何かの変化が必要だと。そのままのメンバーでも遜色はないが変化ないとまた同じようなことが起こる。小野瀬を先発起用したが、彼は何試合か途中出場だが、タイプ的には先発で生きる選手なのかなと考えた。
-セットプレーは前日にも練習していたと聞いている。
松田監督 ダワンという(空中戦が)得意な選手がいる。前日は惜しい場面がたくさんつくれていた。今日にとっていたのかな。ラッキーでした。
-宇佐美選手のキックの質を含め存在感があった。監督の評価は
松田監督 彼は、ボールを持つと何かを起こしてくれる選手。相手にとって脅威になる。得点は取れていないが、今日のアシストのキックもそうだが決定力のある選手。ためがつくれる。彼がいることでカウンターで起点になってくれる。コンディション的には復帰して間もない。替えたいところもあるが替えられないと感じた選手。チームにとっての柱。
-これほどの狙い通りの試合はあまりないのでは?
松田監督 年を重ねて試合数が多いだけに今までも、こういう試合はあったかなと。ただ、ちょっとした大一番、注目の多い試合。選手には注目されているんだから目立ってこいと、力を示せるチャンスだと試合に入った。