覚悟の守勢…G大阪GK東口順昭がリーグ最多得点・横浜FMを封印「集中して守れた」
[10.8 J1第32節 横浜FM 0-2 G大阪 日産ス]
リーグ最多得点の攻撃力を封じてみせた。ガンバ大阪GK東口順昭は首位・横浜F・マリノスを相手に完封勝利。守勢を覚悟して臨んだ大一番に「集中して守れたと思う」と手応えを口にした。
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結果次第で優勝が決まる首位を相手に、一方で残留を争うG大阪が金星を挙げた。守備面では東口の好セーブが光る。20本以上のシュートを打たれたが、ゴールを割らせなかった。「攻められるのはわかっていたし、それをどれだけ耐えられるかというのは試合前からわかっていた。集中して守れたと思う」。味方が反撃のセットプレー2発を決め、勝利を手にした。
逆境の中でもチームの流れは変化しつつある。その一因となったのは夏に就任した松田浩監督の一言だ。「この試合にすべて懸けようと言ってくださったので、ひとつになれた」。そのおかげで相手の状況を意識しすぎることなく、目の前の試合に集中することができたという。
暫定で自動降格圏内からは脱出した。シーズン終盤を迎え、全員で雰囲気を良くしようと努めている。「自分のことだけ考えていたらだめだと思う。(宇佐美)貴史をはじめ、上の選手が気をかけながらやっている中で雰囲気はすごくいい。雰囲気はすごく大事だと思うので、それをつなげていきたい」。自身がプロデビューを飾ったアルビレックス新潟のJ1昇格には「らしいですね!うれしいです」と笑顔。古巣と戦うためにも、残り2試合で残留決定を目指す。