横浜FMがG大阪に敗戦…川崎Fが清水との打ち合い制し勝ち点差「5」に!

明治安田生命J1リーグ第32節が8日に行われ、首位横浜F・マリノスはガンバ大阪、2位川崎フロンターレ清水エスパルスと対戦した。

横浜FMが勝利し、川崎Fが引き分け以下の場合、横浜FMのリーグ優勝が決まるという状況で迎えた注目の週末。ともに残留争いの渦中にあるチームをホームに迎えた。

横浜F・マリノス 0-2 ガンバ大阪

横浜FMは序盤から立て続けにG大阪のゴールに迫るが先制点を奪えず。逆に8分、G大阪のコーナーキックからファン・アラーノの先制ゴールを許してしまう。横浜FMはその後何度もチャンスを迎えるが、相手GK東口順昭の好セーブもあり、得点を奪えず1点ビハインドで折り返す。

後半に入っても横浜FMが攻めあぐねるなか、G大阪は80分にCKの2次攻撃からパトリックが押し込んでリードを広げる。最後まで1点が遠かった横浜FMは0-2で敗れ、優勝決定はお預けとなった。一方、G大阪は残留に向けて大きな勝ち点「3」を獲得した。

川崎フロンターレ 3-2 清水エスパルス

一方、序盤から押し込む川崎Fは28分、CKのこぼれ球を拾った遠野大弥が左足で強烈なミドルシュートを突き刺して先制。前半のうちに追加点こそ奪えなかったものの、清水に目立った決定機を作らせず、1点リードで折り返す。

しかし50分、清水が試合を振り出しに戻す。左サイドの深い位置に抜け出したカルリーニョス・ジュニオがクロスを送り、ボックス中央の白崎凌兵が合わせた。さらに57分、清水が逆転する。チアゴ・サンタナのポストプレーから、ペナルティエリア左でフリーになった山原怜音がシュート性のクロスを送り、ゴール前のC・ジュニオが押し込んだ。

それでも、川崎Fは75分、右CKに山村和也が阿山で合わせて追いつく。さらに78分、川崎Fが勝ち越しに成功。山村がゴール前に送ったクロスをマルシーニョが折り返し、ゴール前の小林悠が押し込んだ。その後、川崎Fは清水の反撃を耐え凌ぎ、3-2で打ち合いを制した。川崎Fと横浜FMの勝ち点差は残り3試合で「5」に縮まった。

次戦は12日に行われ、横浜FMはホームでジュビロ磐田、川崎Fはホームで京都サンガF.C.と対戦する。

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