W杯の切り札!? 日本代表の秘密兵器候補5人(5)。まるでスナイパー! 欧州で大活躍中の絶好調FW

FIFAワールドカップカタール2022開幕まで約2か月となり、15日には大会前最後のインターナショナルマッチウィークに向けた日本代表メンバー発表が行われる。今大会では登録メンバーが26人に拡大され、交代枠も5人となる。メンバー選考における戦略がこれまでと変わるだけに、“秘密兵器”になるような特長を持った選手が選出される可能性も大いにあるだろう。今回は、ワールドカップで日本代表の武器になり得る選手を紹介する。

中村敬斗(なかむら・けいと)

所属クラブ:LASKリンツ(オーストリア)

生年月日:2000年7月28日(22歳)

日本代表成績:なし

かつて南野拓実奥川雅也が研鑽を積んだオーストリアで、22歳の日本人が大暴れしている。国内の強豪LASKリンツでプレーする中村敬斗は、今季の公式戦10試合で8得点5アシストをマーク。絶好調という言葉では物足りないくらい圧倒的な成績を残している。

三菱養和SC巣鴨ジュニアユース出身で、ユースに進んだ翌年にはFIFA U-17ワールドカップで4得点を挙げた。その翌年、2018年には17歳でガンバ大阪に加入して開幕戦に出場している。19年にはFIFA U-20ワールドカップに出場するなど、10代ながら輝かしい経歴を持ち、注目を集める存在だった。

U-20W杯後に欧州に渡り、トゥウェンテ(オランダ)では日本人3人目となる開幕戦ゴールを記録した。その後はシント=トロイデン(ベルギー)、FCジュニアーズ(オーストリア)への期限付き移籍を経て、昨夏にLASKリンツに完全移籍している。

約60mをドリブルで運んで決めたガンバ時代のゴールようにドリブルは中村の代名詞だが、今季はミドルレンジからのゴールも目立つ。スナイパーのような威力と正確性を兼ね備えた右足のシュートを持つ中村が日本代表に加われば、新しい風を吹き込むことになるだろう。

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