【J1採点&寸評】G大阪0-3鳥栖|MOMは先制弾と1アシストの西川。パトリックと鈴木の2トップは呼吸が合わず…
G大阪――フィードを奪われて始まった攻撃での失点。ミスで自滅
[J1第28節]G大阪0-3鳥栖/9月3日/パナソニックスタジアム吹田
【G大阪|採点】
スタメン)
GK
東口順昭 5
DF
髙尾 瑠 4.5
三浦弦太 5
クォン・ギョンウォン 4.5(82分OUT)
藤春廣輝 5
MF
ファン・アラーノ 5.5
齊藤未月 5.5
ダワン 5.5(57分OUT)
食野亮太郎 5(73分OUT)
FW
鈴木武蔵 5(57分OUT)
パトリック 5(57分OUT)
【関連動画】宮代のクロスに飛び込んだ西川の先制点をチェック!
途中出場)
MF
山本悠樹 5.5(57分IN)
MF
小野瀬康介 5(57分IN)
FW
レアンドロ・ペレイラ 5(57分IN)
MF
福田湧矢 5.5(73分IN)
DF
福岡将太 -(82分IN)
監督)
松田 浩 5
【G大阪|寸評】
今季初の3連勝を目ざしたが、ミスで自滅。3失点はいずれも最終ラインからのフィードを奪われて始まった攻撃での失点だった。前半チャンスもあったが、攻撃陣のゴール前の精度も欠けていた。
リズムを悪くした1失点目を含めてクォン・ギョンウォンのフィードを奪われて失点につながった。ただ藤春の立ち位置を含めて左サイド自体が機能不全に陥っていたことも事実。4試合連続出場のパトリックは疲労が目立ち、鈴木との2トップも呼吸が合わなかった。1点差だった時間帯に途中出場のレアンドロ・ペレイラがGKとの1対1を決めていれば、試合展開も違ったはずだが、前線の選手は全体的にシュート精度が低調。疲労困憊でもJ・アラーノと齊藤は及第点に近いパフォーマンスを見せた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
鳥栖――ミスにつけ込み先制。後半のシステム変更で突き放す
[J1第28節]G大阪0-3鳥栖/9月3日/パナソニックスタジアム吹田
【鳥栖|採点】
GK
朴 一圭 6.5
原田 亘 6
ファン・ソッコ 6.5
中野伸哉 6(HT OUT)
MF
本田風智 6(66分OUT)
藤田直之 6(66分OUT)
小泉 慶 6
長沼洋一 6.5
ジエゴ 5.5
FW
西川 潤 7(82分IN)【MAN OF THE MATCH】
宮代大聖 6.5(75分OUT)
途中出場)
FW
岩崎悠人 6.5(HT IN)
MF
堀米勇輝 6(66分IN)
MF
福田晃斗 6(66分IN)
FW
小野裕二 6.5(75分IN)
MF
菊地泰智 -(82分OUT)
監督)
川井健太 6.5
【鳥栖|寸評】
相手のミスにつけ込んで先制した後は我慢の時間帯が続いたが、後半は3バックにスイッチ。システム的なミスマッチを活かして、狙い通りの形で突き放すと3点目もカウンターから奪うなど切り替えの速さと局地戦での強度を保ち続けた。
MOMは言うまでもなく今季初先発に応え1得点・1アシストの結果を残した西川だ。ただ、前半の苦しい時間帯に最後尾を引き締めたファン・ソッコの存在感も大きかった。宮代の勝負強さに加えて、後半から投入された岩崎はサイドで鋭いプレーを発揮し、攻撃を加速させた。長沼は先制点につながるパスカットに加えて、2点目も見事に演出。そして戦況を見極め、後半から3-4-3の布陣に変更し、終盤は5-4-1の形で手堅く勝ち切った川井監督の采配も見事だった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。