鳥栖がG大阪に3発完勝!大器がお目覚め!FW西川潤が1G1A「自分の良さを出せた」宮代と“アベック弾”も
[9.3 J1第28節 G大阪0-3鳥栖 パナスタ]
サガン鳥栖が敵地でガンバ大阪に3-0で快勝した。鳥栖は3試合ぶりの勝利。連勝が2で止まったG大阪は、再び降格の可能性がある16位に後退した。
活躍が切望される大器が、今季初先発で結果を残した。今季、C大阪から期限付き移籍で鳥栖にやってきたFW西川潤だが、先発は天皇杯のみ。リーグ戦はこれまで9試合に出場したが、すべて途中出場だった。
「スタメンで使ってもらえるように努力してきた。この日のために頑張ってきた」と気合十分に臨んだ試合。西川は前半15分、ニアに走り込んでFW宮代大聖の右クロスに合わせて先制点を奪った。
2019年のU-20ワールドカップに出場した2トップでスコアを動かすと、後半8分にはMF長沼洋一のクロスから宮代が決めて“アベック弾”とした。
さらに西川は後半33分、右サイドを駆け上がってDFとGKの間に鋭いボールを通す。ここに詰めたMF小野裕二の恩返し弾もアシストする活躍をみせた。
何より結果が出せたことを喜ぶ西川。ゴールシーンについても「練習の賜物かなと思います」と充実の汗をぬぐう。「守備面でも切らさずに自分の良さを出せた」。桐光学園高から鳴り物入りで20年にC大阪に入団。J1でのゴールはルーキーイヤーの8月15日の柏戦以来の2年ぶりとなったが、成長の手ごたえも持っている様子だ。