【J1採点&寸評】広島5-2G大阪|ハット達成のベン・カリファを文句なしのMOMに! 途中出場の鈴木武蔵は脅威となれず…
広島――チームの総合力で相手を上回る
[J1第26節]広島5-2G大阪/8月20日/エディオンスタジアム広島
【広島|採点】
スタメン)
GK
大迫敬介 6
DF
野上結貴 6
荒木隼人 6
佐々木翔 6.5
MF
茶島雄介 6(70分OUT)
野津田岳人 7(90分OUT)
柏 好文 6.5(90分OUT)
森島 司 6.5(83分OUT)
満田 誠 7
FW
ピエロス・ソティリウ 6(70分OUT)
ナッシム・ベン・カリファ 7.5【MAN OF THE MATCH】
【関連動画】ハット達成の広島ベン・カリファ。ヘッド弾、巧みなボレー、コントロールショットと全ゴールをチェック!
途中出場)
MF
エゼキエウ 6.5(70分IN)
FW
ドウグラス・ヴィエイラ 6.5(70分IN)
MF
松本泰志 ―(83分IN)
MF
川村拓夢 ―(90分IN)
MF
柴﨑晃誠 ―(90分IN)
監督)
ミヒャエル・スキッベ 6.5
【広島|寸評】
2分に先制点を許すなど反省も多い試合になったが、全員でゴールへ向かって走り続けた。交代選手もチームのギアを上げ、70分以降に4得点を奪う圧巻のパフォーマンスを見せた。
非凡なシュートセンスを発揮してハットトリックを成し遂げたベン・カリファが文句なしのMOM。クロス、ラストパス、シュートと多彩な武器を有していることを示した満田も、中盤を豊富な運動量と球際の強さで制圧した野津田も、左サイドで違いを生み出した佐々木と柏のコンビも高く評価した。
さっそくJデビューを飾ったソティリウは実力を発揮し切れなかったが、ベンチに控えていたD・ヴィエイラとエゼキエウが攻撃をパワーアップ。チームの総合力で相手を上回った。
G大阪――前半に2度リードも終盤は守備陣が我慢できず
[J1第26節]広島5-2G大阪/8月20日/エディオンスタジアム広島
【G大阪|採点】
スタメン)
GK
東口順昭 5
DF
髙尾 瑠 5
三浦弦太 5
昌子 源 5
藤春廣輝 5
MF
ファン・アラーノ 5.5(62分OUT)
齊藤未月 5.5(89分OUT)
奥野耕平 5(89分OUT)
食野亮太郎 5(62分OUT)
FW
レアンドロ・ペレイラ 6(HT OUT)
パトリック 5.5
途中出場)
FW
鈴木武蔵 5(HT IN)
MF
倉田 秋 5(62分IN)
MF
山本悠樹 5(62分IN)
DF
クォン・ギョンウォン -(89分IN)
MF
ダワン -(89分IN)
監督)
松田 浩 5
【G大阪|寸評】
松田新体制はパトリックとL・ペレイラの2トップでスタートし、2分に先制に成功。見事なカウンターからも得点を挙げ、2度リードした前半は狙いどおりだった。しかし、後半は広島の攻撃を受け続けることに。そのなかで3点目を奪うチャンスを仕留めきれず、試合終盤は守備陣が我慢できなくなった。
2か月ぶりに出場したL・ペレイラとパトリックは相手にとって危険な存在となったが、L・ペレイラが負傷により前半で交代。そして後半から出場した鈴木は脅威を与えられなかった。後半の4失点は個人の過失によって起こったものではなく、攻め続けられたなかでチームとして耐え切れなかった結果。右サイドで相手に主導権を握られたのが苦しかった。