開幕4戦で2G4A! 首位のLASKリンツをけん引…“好調”FW中村敬斗が契約を延長「ホームゲームの雰囲気が好きなんだ」
LASKリンツ(オーストリア1部)は16日、FW中村敬斗(22)との契約を延長したと発表した。新契約は2025年までの3年間となっている。
千葉県出身の中村は、三菱養和Jrユース、同ユースを経て18年にG大阪に加入。その後、期限付き移籍でトゥウェンテ(オランダ1部)、シントトロイデン(ベルギー1部)、FCジュニアーズOÖ(オーストリア2部)を渡り歩き、21年夏にLASKリンツに完全移籍で加入した。
昨季はリーグ戦22試合で6ゴールを挙げるなど結果を残すと、今季は開幕からここまで4試合で2ゴール4アシストと好調をキープ。レギュラーに定着し、リーグ首位に立つLASKリンツをけん引している。
中村は契約延長に際し、クラブを通じて「ホームゲームの雰囲気が好きなんだ。ファンの前でプレーできるのは素晴らしいこと。サポーターがピッチに近いので、自分のゴールの後にスタジアム全体が歓声を上げると、とても気持ちがいいよ」と喜びを伝える。
クラブのスポーツディレクターを務めるラドバン・ブヤノビッチ氏は「ケイトは素晴らしい成長を遂げ、チームにとって重要な選手に成長した。その活躍ぶりは、クラブで脚光を浴びるだけにとどまらない」と中村の評価を語った。