G大阪、片野坂知宏監督の契約解除を発表…降格圏に転落、後任は松田浩コーチが昇格へ

「残念ながら私の力不足によりご期待に応えられず…」

ガンバ大阪は16日、片野坂知宏監督の契約を解除したことを発表した。なお、後任は9日にコーチに就任した前長崎監督の松田浩氏が務めることも発表している。

片野坂監督は、大分トリニータでの手腕が評価されて今シーズンから大阪の監督に就任。しかし、ここ11戦は1勝2分け8敗と成績が振るわず、14日の清水戦に敗れ、17位とJ2降格圏に転落していた。公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「いつもガンバ大阪への応援並びにサポートありがとうございます。この度、監督を退くことになりました。約半年間という短い期間でしたが、一緒に最後まで諦めず勝利の為に戦ってくれた選手、スタッフ、そしてどんなときでも応援・サポートしてくださったファン・サポーターの皆様、またガンバ大阪のスポンサーの皆様、そして小野社長を始めとするクラブスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。今シーズン強いガンバを取り戻す為に選手と共に積み上げたなかで、たくさんの勝利で皆様と喜びを分かち合う為に戦いましたが、残念ながら私の力不足によりご期待に応えられず、悔しい思いと残念な結果しか出す事ができませんでした。本当に申し訳ありませんでした。これから新しい指揮官の下、残留という目標に向かってチーム一丸となり、必ず達成できるのを信じております。本当にありがとうございました」

松田氏は、ヴィッセル神戸やアビスパ福岡の指揮官を歴任。また、JFAナショナルトレセンコーチも務めていた。2018年からはV・ファーレン長崎で育成部長兼アカデミーダイレクターに就任。昨年5月から6月までは監督として長崎を指揮していた。就任に際して以下のようにコメントしている。 「このたび指揮を取らせていただくことになりました。とにかく今は目の前の試合をしっかり取りに行くことだけに集中し、選手・スタッフ一丸となってこの厳しい状況を乗り越えるだけです。どうか最後まで熱い声援をよろしくお願いいたします」

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