【G大阪】片野坂監督が解任危機、松田コーチ昇格含め体制見直し 完敗で自動降格圏17位転落

<明治安田生命J1:G大阪0-2清水>◇第25節◇14日◇パナスタ

G大阪片野坂知宏監督(51)が、解任危機に立たされた。残留を争う清水との直接対決はホームで0-2と完敗し、6戦未勝利でJ2自動降格圏の17位に後退した。この11戦は1勝2分け8敗と大失速しており、クラブは就任1年目の片野坂監督を全面支援してきたものの、松田浩コーチ(61)の内部昇格を含めた体制の見直しを余儀なくされた。13年以来のJ2降格阻止へ残りは10試合しかない。

【写真】試合中、厳しい表情を見せるG大阪片野坂監督

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後半途中まで優位に進めたG大阪だが、カウンターで先制点を奪われ、パスミスから追加点を献上。終わってみれば2失点の完敗だった。前々節C大阪戦、前節京都戦の終了間際の失点など、90分間でのマネジメントができず6戦未勝利(2分け4敗)となった。

主将マークをつけたDF三浦は「勝ちきれないのは本当に痛い。だいぶ、切羽詰まっている。残り10試合、理想はあるが、勝ち点にこだわる必要がある」と危機感を募らせた。

就任1年目の片野坂監督は「この一戦の重要性は、我々は分かっていた中でこのような悔しい、残念な結果になってしまい、申し訳ない」とうなだれた。

ここ11戦は1勝2分け8敗。唯一勝った6月29日広島戦はベスト試合を演じたが、昨年の開幕から1勝4分け5敗で途中解任となった宮本当時監督と比べても、既に危険水域に入っている。

今季開幕前、片野坂監督の意向に沿った補強ができなかった。さらにFW宇佐美ら故障者が続出し、クラブは今夏はようやくFW鈴木や食野ら代表級の補強を敢行。この日は鹿島から加入したMFファンアラーノもデビューした。それでも結果が出ない。

クラブは片野坂監督の人間性や指導法を評価をしており、この日の時点で今後の方向性は出していないとみられる。ただ、残りはわずか10試合。神戸などで監督経験のある松田コーチが9日に入閣し、後任候補はいる。近く体制維持か解任かの検討に入る可能性が高い。

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