J1福岡「疲労困憊」に追い打ちコロナ…6日G大阪戦は8、9人が中2日出場か
https://www.nishinippon.co.jp/nsp/ J1福岡の長谷部茂利監督(51)が4日、オンライン取材で新型コロナウイルスの陽性判定者が続出しているチームの状況を説明した。
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3日はルヴァン・カップ準々決勝第1戦のアウェー神戸戦をGK2人を含む控え選手4人で臨み、GK山ノ井を後半終了間際にフィールド選手で出す総力戦で勝ち切った。一夜明け、長谷部監督は「疲労困憊(こんぱい)です」と選手たちの状態を明かした。
さらにクラブは4日、選手、スタッフ計3人が陽性判定を受けたことを発表。中2日で臨むホームG大阪戦(6日、ベスト電器スタジアム)のメンバー選考にあたって「非常に厳しい。人数で言うと、8、9人以上が(神戸戦から)連続して出ることになる」と悲壮な決意を口にした。
ただ、神戸戦は限られた人数の中で策を練り、ゴールを決めたマリとルキアン、フアンマの外国人選手を前線に3枚並べて攻撃を託す戦術が見事にはまった。長谷部監督は「(3人の同時起用は)これからもオプションではなく普通にあります。また、やります」といたずらっぽく笑った。
神戸戦では声出し応援が認められた。「選手たちは(神戸に)ボールを動かされてメンタル的にも厳しかったと思う。(声援に)助けられました」と福岡サポーターに感謝した。
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