G大阪ファンアラーノが入団会見「ビッグクラブをもう一度立ち上がらせる力に」

J1鹿島からG大阪に完全移籍したMFファンアラーノ(25)が3日、オンラインで入団会見に臨み、「このビッグクラブをもう一度立ち上がらせる力にもなれたら」と現在15位と残留争いに沈むチームを救う活躍を誓った。

ブラジル出身のファンアラーノは2020年に同国1部インテルナシオナルから完全移籍で鹿島に加入。J1通算68試合8得点の実績を誇る。

2位と優勝を狙える鹿島から残留争いのG大阪へ移籍。これについては「プロサッカー選手である以上、どこかで決断しないといけないタイミングがある。自分にとってG大阪はビッグクラブ。その大きなクラブからこうしてチャンスをいただけた。このチャンスを自分自身で生かしたいと思いましたし、このビッグクラブをもう一度立ち上がらせる力にもなれたら」と語った。過去にパナソニックスタジアム吹田でG大阪と対戦した際に「チーム、スタジアムの雰囲気見て感動したのを覚えている。日本のビッグクラブでもいつかプレーしたいという気持ちは持っていました」と明かす。

2日から練習に合流し、福岡戦(6日・ベススタ)での出場を目指す。小野忠史社長は「片野坂監督の目指すサッカーをより進化させるためにはぜひ彼の力が必要と考え、今夏ファンアラーノ選手をリストアップし、オファーをさせていただきました」と説明。G大阪はFW鈴木、食野、MF山本理に続く今夏4人目の補強。「戦力的には陣容も整ったと思っています。必ずここから巻き返しを図り、ひとつでも上の順位にチームを押し上げていく覚悟です」と残り11試合での挽回への自信を見せた。

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