G大阪加入のFWファン・アラーノ「ビッグクラブが立ち上がる力に」今夏4人目の補強
G大阪は3日、鹿島から完全移籍で加入したFWファン・アラーノの移籍会見を行った。会見の冒頭、日本語で「こんにちわ、はじめまして」と挨拶したアラーノは「日本のビッグクラブでチャレンジできて光栄に思う。G大阪に加入できて幸せ。ベストを尽くし、チームのために還元したいと思います」と意欲を語った。
今季、鹿島ではリーグ戦12試合に出場して1得点、先発は5試合のみ。20年には30試合4得点(先発26試合)、21年は27試合(先発21試合)3得点とコンスタントに出場機会をつかんでいたが、今季は出番が減っていた中で、G大阪のオファーを受けた。「Jリーグ1年目、このスタジアム(パナスタ)に試合したとき、チームの雰囲気やスタジアムに感動した。自分にとって、G大阪はビッグクラブだと感じていたし、チャンスをいただけたのでそれを生かしたい。そのビッグクラブが立ち上がる力になりたい」と移籍を決断した理由を語った。
鹿島では主にサイドでプレーしてきたが、ブラジル時代にはボランチでのプレー経験もあるアラーノ。「いろんなポジションでプレーしてきたが、一番の特徴は試合の流れを読んでプレーすること。攻撃はどのポジションでも、ここはチャンスだというときは、顔を出せる選手だと思う」と語り、片野坂監督の求めるポジションでプレーする準備はできていると明かした。