PSGと浦和レッズ「予想スタメン&フォーメーション」! 浦和は「新加入FWリンセン」が先発出場なるか…PSGは「3トップ時差出勤」へ
7月24日、パリ・サンジェルマン(PSG)がジャパンツアーにて浦和レッズと激突。埼スタで行われる注目試合のスターティングメンバーとフォーメーションを予想する。 ■【予想スタメン】PSGは「3トップ時差出勤」、浦和は「新加入FW」お披露目なるか! PSGと浦和「予想スタメン&フォーメーション」
■浦和の「ラストピース」登場なるか
リーグ・アン王者を迎える浦和は、J1リーグ前半戦で苦しんだものの後半戦で無敗を貫き、直近のFC東京戦と清水エスパルス戦で連勝を飾っている。そんな浦和の最大の注目ポイントは、新加入のFWブライアン・リンセンが出場するかどうかだ。
J1出場資格があるものの清水戦ではメンバー外となったオランダ人FWは、この試合でスタメンになるのではないかという声が上がっている。しかしサッカー批評編集部は、スタメンは松尾佑介になり、リンセンはベンチスタートになると予想。得点量産に向けて獲得したラストピースが途中出場して流れを変えるだろう。
一方、自身のインスタグラムで全体練習復帰を報告したキャスパー・ユンカーがこの試合に出場する可能性もあり、そもそもリンセンの出番がない可能性もわずかながら考えられる。
■浦和のCF以外のメンバーは?
浦和の予想フォーメーションはいつも通りの4-2-3-1だ。GKは西川周作で間違いないだろう。
DFは右から酒井宏樹、岩波拓也、アレクサンダー・ショルツ、大畑歩夢が並ぶはず。2CHには安定したパフォーマンスを見せる岩尾憲と伊藤敦樹だ。PSGはおそらく4-3-1-2を採用してトップ下には1人しかいないため、2CHを採用する浦和はそのエリアで数的優位を作れるだろう。
そして2列目には右からダヴィド・モーベルグ、小泉佳穂、大久保智明が入ると予想。モーベルグは高速シザースを使ったカットイン、大久保はやや粗削りながらもキレとスピードのある突破、小泉はターンとスルーパスで違いを作ることが期待される。
なお、リカルド・ロドリゲス監督は新型コロナウイルスの陽性判定を受けたため、欠場。この試合の指揮は小幡直嗣コーチが執る予定だ。
■PSGの3トップは時差出勤か
Jリーグ王者の川崎フロンターレを2-1で下したPSGは、前述したように3-4-1-2を使って埼スタで戦うはず。ただ、7月25日にガンバ大阪戦を控えており、8月1日から新シーズンが始まるため、川崎戦のスタメンとは大きく変えてくるだろう。
そのなかでGKのジャンルイジ・ドンナルンマ、中央CBのマルキーニョスの両者はチームの核であるため連続で先発起用となる可能性が高い。ただ、GKにはケイラー・ナバスという実力者がいるため、そちらがスタメンになるとも考えられる。また、3バックの両脇にはティロ・ケーラーとアブドェ・ディアロが入ると予想した。
川崎戦ではハーフタイム交代となったネイマールとキリアン・エムバペも再びスタメンになるだろう。一方で、62分までプレーしたリオネル・メッシは疲労を考慮して途中出場になるはず。そのメッシの代わりにトップ下にはネイマール、2トップにはエムバペとアルノー・カリムエンドが入ると予想。川崎戦で猛威を振るった3トップは“時差出勤”となるだろう。
そして3-4-1-2の3列目には、右からエリック・ジュニオール・ディナ・エビンベ、ダニーロ・ペレイラ、マルコ・ヴェラッティ、フアン・ベルナトが並ぶはず。ジャパンツアー第1戦でメンバー外となったチームの中心選手ヴェラッティをどう抑えるかが、浦和にとっては鍵になるだろう。
PSGが2連勝か、リーグで好調の浦和が大金星をあげるか。埼スタでの一戦は19時キックオフだ。



