J1G大阪 FW鈴木武蔵 初陣は無得点で途中交代 片野坂監督「武蔵はぶっつけ本番」
「明治安田生命J1、G大阪1-2C大阪」(16日、パナソニックスタジアム吹田)
今夏G大阪に新加入した元日本代表鈴木武蔵(28)が新天地デビューを先発で飾ったが、チームは痛恨の逆転負けで16位に転落した。
1トップで出場した鈴木は後半15分に交代するまでシュート2本を放ち、ポストプレーでも存在感を示したが、初ゴールはお預けとなった。「3カ月半実戦を離れていたので60分あたりだと思っていた」とフル出場できる状態にはまだ達していない。
片野坂知宏監督は「交代に関しては疲労が見えたから。90分は難しいと思っていた」と説明した。「武蔵はぶっつけ本番。トレーニングで合わせることができなかった」とも明かす。連戦の中での加入のため、チームメイトと戦術練習を合わせる時間もなかったが、試合に使いながら状態とコンビネーションを高めていく。
G大阪デビューが大阪ダービーとなり、痛恨の逆転負け。鈴木は「初めての雰囲気で楽しかったですけど、結果が伴わず本当に残念。でもまだ試合は続くので結果を残してチームを残留に導きたい」と前を向いた。