【プレビュー】直近の成績では対照的なG大阪とC大阪。意地と意地がぶつかり合う大阪ダービーは激闘の予感|Jリーグ

【国内サッカー プレビュー】明治安田生命J1リーグは7月16日、17日に第22節が開催される。パナソニックスタジアム吹田では、ガンバ大阪とセレッソ大阪が大阪ダービーで激突する。

大阪に本拠地を置く2チームが相対する。公式戦直近4試合勝利のないG大阪と直近5試合無敗のC大阪の現状は対照的。今回の大阪ダービーはどんな決着が待っているのか。

6月29日の第15節・サンフレッチェ広島戦に快勝し、上昇気流に乗っていくかと思われたG大阪だが、そこからリーグ戦3試合で1分2敗と勝点を伸ばすことができず。前節の川崎フロンターレ戦は成熟度が高まってきた3バックではなく4バックで挑み守備が崩壊。早い時間帯の退場者を出してしまったこともあるが、4失点で大敗を喫した。迎えたミッドウィークの天皇杯4回戦も鹿島アントラーズに0-2の完敗。チームとして立て直しが求められている。

もう一度、前に向くためにも今節の大阪ダービーは重要だ。近隣のライバルを相手に勝利を手にすることができれば、再び前に進んでいけるはず。チーム一丸となって全力でC大阪戦に向かっていきたい。鍵を握るのはGK東口順昭となる。前節も前半こそ4失点を喫したが、後半は守備陣の粘り強いディフェンスと東口のシュートストップで無失点に切り抜けた。今節も押し込まれる時間帯はあることが想定される。その中で東口を中心に耐える時間を続けていけるか。守備で耐え、そこから攻撃につなげられれば、勝利が見えてくる。

一方、C大阪は直近5試合負けなしと好調を維持している。ミッドウィークの天皇杯4回戦・名古屋グランパス戦もMF為田大貴の決勝弾で勝利。ベスト8進出を決めてみせた。

ただ、惜しむらくは前々節の鹿島アントラーズ戦、前節の横浜F・マリノスと一度リードした状況から試合を振り出しに戻されてしまっていることだ。上位との対戦で勝って勝点を縮めたかった2試合だが、どちらも最終的にはドロー。アクシデント等もあったとはいえ、そこで勝ち切れなかったことは次への課題となる。

今節の相手・G大阪は低調だが、ダービーに限っては直近の成績は全く関係ない。相手以上のパフォーマンスを見せることでライバルを打ち破っていきたい。注目したいのは2試合連続ゴール中のFW加藤陸次樹。相手のディフェンス陣は堅固だが、そこをどれだけ切り裂いていけるかが勝利へのポイントになる。前節のような鋭いシュートでゴールネットを揺らしていきたい。

互いの状況は対照的だが、ダービーは激しい試合になること間違いなし。注目の試合は16日19時キックオフだ。

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