G大阪遠藤、熟練“2アシスト”で500戦出場飾る 日刊スポーツ 10月18日(日)8時4分配信

<J1:G大阪2-1浦和>◇第14節◇17日◇万博

G大阪MF遠藤保仁(35)がJ1通算500試合出場を“2アシスト”で飾った。浦和戦の前半7分、ゴール前に走り、MF阿部からの強めのパスをス ルー。ボールはそのままゴールへ吸い込まれた。「軌道も角度も良かったので一瞬で『触らないでもいいかな』と思った」と、熟練の判断力を光らせた。2点目 はFKからFW長沢の頭にピンポイントのクロスを届けた。

自己管理で1試合ずつ積み重ねてきた。ホームでの試合後、遠藤はチームでただ1人クラブハウスへ戻って風呂に入り、激戦の疲れを取る。「ケガが少ないこと がありがたい。これから先続けながら、より高いパフォーマンスをしていきたい」。これで第2ステージ4位に浮上。残り3試合で首位広島と勝ち点は6差のま まだが、直接対決を残している。チャンピオンシップ圏内の年間3位の東京とは勝ち点2差に縮まった。昨季3冠の底力がシーズン最終盤で試される。

▼J1通算500試合出場 横浜DF中沢佑二(37)が神戸戦、G大阪MF遠藤保仁(35)が浦和戦でそれぞれ達成。達成者は5人となった。J1初出場 は中沢がV川崎(現東京V)時代の99年3月13日C大阪戦、遠藤が横浜F(現在消滅)時代の98年3月21日横浜M戦。遠藤の35歳8カ月19日での到 達は最年少記録。

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